スモールハウスのすすめ
最近では、人の価値観を最大限に生かして、周りの人の意見に左右されない生き方を続けていきたいという志向の人も多くなっています。そのような中にあって、どのように住むかという点に関しても、選択肢に幅が広がっています。
たとえば、以前であれば、マンションを購入するなら、新築の方が長く住めるし、快適であるという意見の人も多くいました。
その一方で、新築マンションに住むことができるならば、それが理想的だけど、なかなかそういうわけにはいかないから、賃貸アパートか、中古マンションを購入することにしたという方も多くおられます。
しかし、最近では発想の転換で、元の値段を抑えて、そこに手を加えて自分らしい生活を築こうとするリノベーション住宅も人気になっています。
自分好みのデザイン、間取りにすることができて、しかも新築マンションを購入するよりも安く済むのであれば、それに越したことはないでしょう。
さらに、同じ賃貸物件でも、家具家電付き、ウィークリー、マンスリーマンションなど、さまざまな物件が誕生しており、その人の好みによって、いろいろな住み方ができるようになっています。
もしも、府中市方面などで、もともと土地を持っている、もしくは土地を安く購入することができそうな話があるならば、一戸建て住宅に関しても、検討の余地があるかもしれません。
しかし、何もないところから、土地を買ってさらに新築で家を建てるとなると、気になるのはそのお値段です。
そのような悩みを解決するために、最近ではスモールハウスに興味を持つ人も出ています。
スモールハウスとは、その名の通り小さな家で、駐車場のスペースくらいの土地に家を建てることができます。
このようなスモールハウスは、いってみれば「極端に小さな家」ということになりますので、世間体が気になる人などには向いていないかもしれません。
しかし、そのメリットとしては、住宅用には向いていないような小さな土地を購入することで、安く土地代を抑えることができること、さらに建設費用が低く抑えられる、固定資産税がそれほどかからないなどのメリットがあります。
さらに、必要最低限の超シンプルな生活を送ることができ、掃除などの余計な手間をかける必要がなくなるでしょう。
このようなスモールハウスが、今後さらに普及していくかどうかはわかりません。
しかし、一つ言えることは、これからの時代は規定概念にとらわれることのない住み方をしても、それが受け入れられる時代になっていくのではないかということです。