やっぱり東京が一番？
どこに住むかというテーマで話をすすめると、やはりある程度は職場からの距離によって決まるということになるでしょう。そして、もう一つの要素として、経済的なこと、つまり予算が関係してきます。
さて、都心で働いている場合は、どこに住みたいか、もしくは住むかという話になると、かなり幅広い選択肢になります。
五反田、品川、田町などにマンションを購入すれば、職場まではもしかしたら歩いて行けるかもしれないとしても、やはり気になるのはそのお値段です。
そのような理由から、マンションの販売価格が少し落ち着く埼玉や、都内でも文京区などに注目して、比較的手が届きそうなマンションを探すことにされるかもしれません。
一時期、都会の喧騒から逃れて、郊外に住まいを持つことを希望する人が増えたように思います。
通勤時間が長くなってもいいので、自分の家族、子供には落ち着いた環境で生活してほしいという思いからかもしれませんし、または自分自身も、家に帰ってきたらストレスフリーの状態で明日を迎えたいと思うのかもしれません。
理由はまだたくさんあると思いますが、そのような需要にこたえるために、相当数のマンションが、郊外に建設されました。
しかし、最近では東京が見直されています。
やっぱり東京がいいということで、東京に定住することを望んでいる人がたくさんいるのです。
では、そのような人たちは、どのような理由から東京への定住を希望しているのでしょうか。
まず、多い理由の一番に挙げられるのは、「買い物や日常の生活環境が整っているから」というものでした。
たしかに、この点では東京の右に出る街はないでしょう。
また、次の理由として「通勤、通学に便利だから」という理由が挙げられます。
たしかに、都内に住めば、煩わしい通勤時間を少し減らすことができますし、子供の進学に関しても選択肢が広がる結果になるかもしれません。
また、意外なことに、「地域に愛着を感じているから」という意見もあります。
多くの方は、もともと東京に住んでいたわけではなくて、就職を機会に地方から移り住んだ場合が多いと思います。
それでも、少しの期間住んでいるだけでも、そこに愛着がわいて、住みやすいと判断することができるくらい、東京には魅力があふれているのでしょう。
そして、ごく少数意見としては、「静かで住みやすい」というものもありました。
東京都内で静か、また住みやすいとなるとどのエリアか気になりますが、最近では再開発された地区や、湾岸エリアなどでは、意図的に整備された、非常に整然としたエリアも誕生しています。