憧れの街に住むために
だれもが憧れながらも、選ばれた人しか住むことができないと考えてしまう、そのような街が存在します。
たとえば、東京で言えば、六本木や麻布十番、恵比寿、代官山などにマンションを購入するということは、夢のような存在かもしれません。
もちろん、だからといってさいたま市、浦和に住むことが妥協というわけではなく、一つの選択肢であると言えます。
しかし、最近ではそのような夢を現実にするための方法がないわけではありません。
どういうことでしょうか。
やはり、賃貸物件に住むことで、息苦しさを感じてしまうのは、自分の好きなようにアレンジできないということかもしれません。
住まいにこだわればこだわるほど、やはり自分の持ち家が欲しいと思うようになりますし、みんなが憧れるような、おしゃれなエリアに住みたいと思うものです。
しかし、不動産事情を調べてみると、とてもではありませんが、新築マンションを購入することは難しいでしょう。
そこで最近注目されているのが、中古マンションを購入して、リノベーションするという方法です。
リノベーションは、表面的に改装するリフォームとは異なり、根本的に間取りなどを変更する、大掛かりな工事になります。
そうすると、費用の面でもかなりかかりそうなのですが、実際のところはどうなのでしょうか。
リノベーションで、全面的に自分好みに仕上げることができるという、完成図を考えるときには、築年数はある程度無視できるのが、この点での強みです。
もちろん、構造上問題があって、老朽化が進んでいる物件では困りますが、造りがしっかりしていれば、築数十年でも大丈夫でしょう。
その近辺では、1億を超える物件が立ち並ぶ中で、中古物件であれば、驚くほど安く購入することができます。
そこで、ポイントは、物件自体の購入費を安く抑えて、リノベーションには十分に資金を用いることです。
そうすることによって、満足度をかなり上げることができるのです。
実際、物件自体の購入費を低く抑えることができれば、大胆に改造して1000万円くらいリノベーションに費やしても、それでも4000万円以内で収まりますので、埼玉などの郊外での新築マンション購入金額と同じくらいにおさえることもできます。
このように考えますと、それぞれの価値観によって、どちらに価値を見出すかはわかれると思います。
郊外に新築で住みたいというのも一つのアイデアでしょう。
一方、憧れの街に住む機会を積極的に活用して、住まいも自分の好きなように改装するというのも、それはそれで素晴らしいアイデアです。
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